マクロ撮影用に、A20ではマクロモードが用意されています。マクロはワイドとテレ両方で撮影できますが、使ってみた感じではワイド端(ズームを使わない)状態で被写体に寄って撮影した方が良いようです。これは、ピントの問題とレンズのF値が明るいというメリットからです。
一般的にマクロはテレ端で撮った方が、背景のぼけが楽しめたりとメリットが大きいのですが、A20ではなかなか綺麗に写るのが難しい感じがするのでワイド端での撮影をお勧めします。 マクロ撮影の場合は、必ずマクロモードを使用してください。 また、マクロ撮影でフラッシュをたくと被写体が白飛びすることが多いので、マクロ撮影時にはフラッシュは使わないようにしましょう。 どうしてもフラッシュが使いたい場合は、テレ端で撮影すると良いようです。 | |
上の2枚と比べてみてください。
左の写真は、ピントが背後にぬけてしまっています。 マクロ撮影の場合、一番困るのがピントの問題です。A20はマニュアルフォーカスモードがないため、なんらかの手段を講じて撮影するしかありません。 そこでどうするか? マクロ撮影ですから、たいてい被写体まで手が届くかと思います。そこで、被写体の位置に手のひらを当ててそこでピントをとります。 シャッターを半押しにしたままの状態で、被写体の位置がずれないようにそっと手を離し、しっかりとカメラを両手でホールドしてシャッターを切ります。 草木の場合、風によって微妙に位置がずれてしまうことがあるのでなかなか難しいところもありますが、ピントが大幅にずれるよりはましな写真が撮れるかと思います。 |