iBassoのDAC　DC01

iBasso Audio（アイバッソ・オーディオ）のDAC、DC01を買いました。

くだらないことを思いついたのですが、うまくいかず…。

【ファースト・インプレッション】

DC01は、USB-Cから音声を出力することでハイレゾ再生及び2.5mmのバランス出力を可能とするDACです。

UAB-C端子に加えて、PCのUSB端子（USB-A）に変換コネクターがついています。

本体は、小さな紙箱に収められており、簡単な仕様書（3つ折りの紙1枚）がついているだけです。

ケーブルのあみこみが綺麗とはいえませんが、銅と銀色のツートンでちょっとよさげに感じられ、やわらかく、コード部分のみは約45mmです。

仕様書によれば、本体及びコネクター部分を含めた全長は120mmで、そのうち本体の長さは38mmとなります。

オーディオテクニカのCKR100をBispaの楽（2.5mmバランス）でリケーブルしたもので聞くと、私のスマホではサーというノイズがのります。

はじめて聞いたときは、低音不足、カラッカラな音という感じでした。10分くらい聞くと低音もある程度でてきますがぼわつかず、全体的に高音よりの派手な音になりました。

バランスの効果は、HibyのR3よりも効果が感じにくいですが、曲によってはDC01の方が好ましいと感じるかもしれません。

音場は、左右にあまり広がらない感じです（上下に広がる感じ）。

ただ、使ったスマホによってだいぶ音が異なる気がするので、音についてのコメントはあてにならないかもしれません。

使っていると本体が結構熱くなります。外ではなく室内（27度）で使っている分には、熱暴走はしておらず音が途切れる、サー以外のノイズが入ることは全くありませんでした。

かなりの速度でスマホのバッテリーを消耗するようです。私のスマホでは、30分で10%くらい減りました。

【使い方】

1.必要なもの

DC01。

USB-C端子のついたスマホまたはUSB-A端子のついたPC。

スマホの場合は、USB出力ができ、音量が調整できるアプリ。

2.アプリについて

iBassoがiBasso UACというアプリを無料で配信してますが、使いなれたONKYOのHF Playerを使っています

ハイレゾを再生したい場合は、HF Playerを有料（1,000円）に変更する必要がありますが、ハイレゾにこだわらない(バランスのみ）でよければ無料です。

音量調整のできない音外再生アプリを使うと、ボリュームマックスで再生のみとなるため難聴になると思います…。

3.使用方法

スマホに音源をコピーします。USB-CでPCとスマホを接続して、適当なフォルダー（MUSIC等）にコピーすればOKです。

音源は、FLACが使いやすいと思います。

スマホの設定が電源供給のみになっている場合は、PCにスマホ内のフォルダーが表示されないのでスマホのUSBの設定を変更してデータ通信ができるようにしてください。

HF Playerをグーグルプレイからダウンロードしてインストールします。

HF Playerを起動し、DC01を接続し、HF Playerで音楽を再生すればOKです。

音がならない場合は、HF Playerは音量がゼロになっている可能性があるので、聞きやすい音量に調整してください。

【くだらない思いつきについて】

実は、とてもくだらないのですが…任天堂のスイッチライトを買ったところUSB-Cだったのでバランス再生できないかなと思ったのです。

結論は、今のところできなさそうです。

ただ、よくよく考えるとスイッチライトは低価格化にともないUSBから出力ができない仕様となったため、スイッチであれば可能かもしれないと思ったのですが、手元にスイッチがないので、実験できていません。

他にUSB-Cがないかなぁと探してみたところ、あるではないですか…そう、Hiby R3が…いや、すでに2.5mmバランス端子がついているんだけど…

鳴るんですよ。これが…USB端子にさすだけで…。そして、R3のボリュームボタンで音量調整も可能です。

なによりも、サー音がほとんど気にならない。

どちらが音が良いかは好みなのですが、R3の方が低音多めで落ち着いている感じです。

（注）R3にDC01を使用すると故障するかもしれません。自己責任です。

HIDIZSのAP80ならバランス化できて意味があるのかも…？