- 2020-05-28 (木) 21:55
- music
SIMGOT(シムゴット)のイヤホンMT3PROを買いました。
昨年から中国メーカーのイヤホンにはまっています。
【ファースト・インプレッション】
ハウジングは大半が樹脂製で一部に金属が用いられ、透明感があってきれいです。
EN700に比べるとフィット感が良くなっています。(イヤチップは変更しています)
はじめて聞くとノイズがめだち、いまいちな感じですが1時間くらい鳴らすと安定しました。
低音から高音までとくに不足を感じることもなく、ボーカルも聞きやすく遮音性もそこそこで普通に良いイヤホンという感じです。
多少気になるとすると、音の広がりが少したらないかな、もう少し左右に広いと良いかなという感じです。
ただ、安くてもSIMGOTなら何か驚きがあるかとちょっと期待しましたが、癖もなく、かといってEN700PROのようにこれがあればもう良いのではとまでいえる音質的ではないです。
【音質】
SIMGOTのEN700BASSと比較するとフィット感はMT3PROの方が良いと思います。
音質は、EN700BASSの方が良いと思います。(EN700BASSはフィットしない人が出やすそうな形状なのでフィットしたらという前提です)
MT3PROとEN700BASSでは、EN700BASSという位なので低音についてはEN700BASSの方が解像感が良いです。
高音の解像感は、MT3PROの方がよい気がします。
低音の量はさほど変わらない気がするのですが、聞き比べると多少違うのでわずかな差が全体的なバランスに影響していると思われます。
EN700BASSとの価格差を考えると、MT3PROはとても良いイヤホンだといえると思います。
曲によっても違うので一概にとはいえませんが、全体的な音の見晴らしの良さはEN700BASSと明確な差があるように感じられます。
【フィット感】
いわゆるShureがけするイヤホンですが、フィット感はShureというよりはqdcに似ているような気もしますが、qdcほどピタッとしません。
遮音性は多少MT3PROの方が良いですが、ハウジングが多少小さめということもあり耳の穴を完全に覆わないことからWestoneやShure等と比べると普通という部類です。
実験していないので正確ではありませんが、電車はokだけれども地下鉄はしんどいかもくらいの遮音性だと思います。
【リケーブル】
Customの0.78 2pinが使えます。付属するケーブルは、2pinが曲がらないようにケーブル側で工夫されているため、市販されるケーブルで代替する場合は、pinが曲がる懸念があります。
付属するケーブルは、まぁまぁかちょっとノイズが乗る感じがしないこともないものですが、タッチノイズ、フィット感、価格等を考慮すると付属ケーブルで良いと思います。
1万円くらいのケーブルに変えると多少気持ちがグレードアップして、クリア、音場が広がる気がしますが、音の傾向にはあまり大きな変化がなさそうです。
【中国メーカーのイヤホン談義】
数年前にコストパフォーマンスが良いと話題になった時は、あまり興味がなかったのですが、昨年、TFZを買ったところ昔イヤホンを集め始めた時のような不便さやもう一息、でもこの値段みたいなわくわく感があっていろいろ集めました。
リケーブルについても同じ2pinでも0.78と0.75等微妙にサイズがちがっていたり、+-の並びがちがっていたりと面倒な話が山積みで楽しくなってしまった感があります。
多くの人は賛同できないと思いますが、何が楽しいかというと普通に鳴らない…初期不良が多い、初期不良かと思って鳴らしていると普通になる、湿度が変わると普通に鳴る、左右のバランスがずれている等)正常に鳴ったらどんな音がするんだろうとか、調整したらなんとかなりそうみたいな感じ(ならないんですけどね…)がある一方で、メーカーによっては日本メーカーより安定して低価格で良い音がするんですよね…。
ただ、最近では安定した製品になってきた、人気がでてきた、中国の物価が高くなってきた等から格安で購入することがだんだんできなくなってきたように思います。
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