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COWONのプレイヤー(PLENUE D)

  • 2015-12-24 (木) 0:19
  • music

COWON(コウォン)のDAP(PLENUE D)を買いました。

季節的なのりです。

今はWalkman(NW-F885)を使っているのですが、容量が16GBのためハイレゾ音源をいれるとすぐいっぱいになって入れ替えが面倒で結局同じ曲ばかり聴いているという状況です。

このWalkman、iPod touchの対抗品を作ろうとした結果、電池がすぐなくなるというおまけつき。

ということで、新しいWalkmanを買おうかなとおもっていたので、いろいろ物色しました。

新しいAシリーズは軽くて良いのですが試聴したところFシリーズに比べて物足りない(大差ないのですが…)

では、NW-Z100にしようかと聞いてみたところ、格段に音がいい、、、が、低音がちょっと強い。

店頭で聞いてちょっと強いと感じるということは、静かなところで聞くとかなりかなぁと悩んだのと、少し重い。

今使っているFシリーズがカバー込みで111gなので145gならば大差ないかと思ったのですが、結構ずっしりくる。価格も半端に高いので、しっくりこないとたぶん後悔しそうな気がするのでひとまず悩む。

そうこうしていると今度はONKYOがDP-X1という魅力的なDAPを発売するということで、DP-X1にしようかなとかなり心が揺らいでいたのですが、重い!

ということで、悩んでいるうちにクリスマスが来てしまったので、ひとまず、軽くてほどよい値段のものがでたので買ってみました。

(今のところ、DP-X1を試聴してものすごく音が良かったら買おうと思っていますが…)

【ファースト・インプレッション】

重さが94gということで、質感はあまり期待していなかったのですがiBassoのようにヘアライン加工やエッジのダイヤモンドカットがなかなか良い感じです。

上部に電源ボタンとイヤホンジャック、サイドに音量、再生等のボタン、反対側にマイクロSDカード、下部にマイクロUSB(充電とデータ転送)となっており、画面は2.8インチの静電気式のタッチパッドです。

iTuneで取り込んだ、WAV、アップルロスレス、96kHzと176kHzのハイレゾ音源を転送してみました。

ハイレゾ、WAV、アップルロスレスの順で好ましい気がします。WAVは、アーティスト名などが表示できないのでFLACかアップルロスレスで取り込み直した方が良いようです。

PCとの接続は、USBは2.0なので、大きいファイルは転送に多少時間がかかります。マイクロSDをUSB3.0のカードリーダーでつなぐのが楽な気がします。ちなみにファイルの削除は、すぐに消えます。

日本語に対応していますが、フォントが微妙でたまに文字化けしています。(FLACだと化けないのかもしれません?)

ファームウェアを1.02にしたところ多少ましになりましたが、まだ化けています。

動画再生機能はないので液晶のクオリティはさほど問題ではないと思いますが、最近のスマホやタブレットと比べるとやや粗めですが、視認性に問題もなく、操作性ももたつくこともなく妥協できる範囲です。(WalkmanFシリーズのようにハイレゾだと再生するまでにラグがあるということもないようです、多少ひっかかる程度のまちが入る気もしますが)

内蔵メモリーは32GBですがマイクロSDカードが1枚させます。(私は、64GBをさしています)

音は、WalkmanFシリーズと比べるとちがいがわかります。どちらが良いかというと好みの問題でどっちもどっちという感じです。あえていうならば、CD音質まででは、ボーカルや全体的なまとめ方はWalkamanの方が私は好ましいです。ハイレゾは、PLENUE Dの方がよいように思います。(格段の差はないので、好みの問題です)

鳴らしはじめは、音が丸く、焦点がぼやけていますが2時間くらい鳴らすと多少ましになった気がします(慣れただけかもしれません)

PLENUE Dの方が低音がたぶんWalkmanよりも多く、クリアさにちがいがあります。

イコライザーで調整してもちがいは解消しないようなので、基本的に音色にちがいがあります。

BA型のイヤホンよりもダイナミック型の方が相性が良いように思います。

ヘッドホンではものによると思いますが、たぶん低音不足と多少パワー不足な気がします。(ESW9とMDR-MA900で試したところ音量30~35くらいで問題なく聞けます。AD700で聞くとかなり綺麗です。)

イヤホンを抜くと、自動で再生が停止します。電源はしばらくおさないとオンにならないようになっているの誤作動がなくて良いと思います。(再生中、画面を表示したいときはすぐに反応します。)

再生中は、電源ボタンのところが点滅します。

【ファームウェアの更新】

COWONのページで配布されています。

ファームウェアの更新はCOWONのページと説明書(ネットからダウンロード)を読んで行ってください。更新が失敗しても責任はとれませんので自己責任で行ってください。(COWONは対応してくれると思います)

PCにダウンロード後、zipファイルを解凍します。

PLENUE DとPCをUSBケーブルで接続し、PLENUE Dを外付けドライブとして認識したらドライブをひらき、最初のところに解凍した2つのファイルをコピーします。

PCでUSBの取り外しを行い、PLENUE Dを取り外します。電源をオンにすると自動で更新がはじまり、更新が終了すると電源が切れます。あとは、電源をオンにすればOKです。

【64GのマイクロSDカードの利用】

64G以上のマイクロSDカードは、Windows標準のexFATでフォーマットすると認識しません。

FAT32でフォーマットする必要があります。PLENUE Dの説明書には、GUI FAT32などを使い、セクターは32KBが良いと書かれていたの次のような作業をしました。

GUIFAT32をこのサイトからfat32formatをダウンロードしました。

コマンドプロンプトで使うもののようです。グラフィカル版があるようですのでそちらを探すことをおすすめします。

以下は自己責任でお願いします。間違ってフォーマットしてデータが消えても責任はとれませんので。
fat32formatを解凍します。

どこにおいておいても良いのですが、面倒なのでDドライブにコピーしました。

マイクロSDカードをカードリーダーで読み込み、PCにつなぎます。(例えばXドライブで認識されたとします)

Windowsのアクセサリの中のコマンドプロンプト起動します。

Dドライブにコピーしたfat32format.exeのファイルをドラッグし、コマンドプンプトのウインドウにドロップします。

コマンドプロンプトのウインドでは、c:¥ d:¥fat32format.exe(¥は半角です、表示の都合で全角で表示しています)と表示されると思いますので

c:¥ d:¥fat32format.exeのうしろに半角スペースをあけて次のようにキーボードで入力します。

-c32 X:

入力すると画面では、

c:¥ d:¥fat32format.exe -c32 X:

enterをおすと、フォーマットして良いか聞いてくるのでyをおすとフォーマットが始まります。

X:はここでの例なので、各自のマイクロSDのドライブを指定してください、まちがって指定すると接続しているUSBメモリーなどがフォーマットされてデータが消えることになります。

不安な方はやめた方がよいです。32GBまでならば、問題なく使えると思いますので32GBのマイクロSDを買われるとよいでしょう。

フォーマットの終わったマイクロSDに音楽ファイルをコピーします。

コピーが終わったら、PLENUE Dの電源が切れているのを確認してマイクロSDカードを挿入します。

電源をいれるとカードを認識し、内蔵かマイクロSDか区別なくファイルが並びます。

内蔵とマイクロSDで認識速度に差があるようには感じられません。

ちなみに私が購入したマイクロSDは、TRANSCENDのCLASS10 UHS-I対応のものです。アマゾンで2,680円でした。

【20時間くらい鳴らしてみて】

バッテリーの目盛りがフル(フル充電はしていません)ファームウェアの更新やらハイレゾ音源をならして20時間ほどでバッテリーの目盛りが8割くらい減りました。

なかなか良い感じです。ハイレゾだとやはり減りが早いようです。

公称値でフル充電で96kHzのハイレゾを再生すると51時間ということですが、この感じだとディスプレイを頻繁いオンにして操作すると30時間程度かなと思います。

とくに再生していて本体が熱くなることもありません。多少サイドがほんのりと暖かくなるような気もしますが、発熱は問題がないと言って良いと思います。

音としては、低音が増えた気がします。それにともなって、ボーカルの薄さがあまり気にならなくなりましたが、全体的に丸い、エッジがたたない感じです。

個人的な好みで、やわらかい低音の中で数カ所エッジがたってクリアさがあると気持ちがよいのですが、ぼやけてはいないのだけれどももう一息何か欲しい感じです。もう少し鳴らしてみると変わるような気もするのでしばらく様子みです。

【100時間くらい鳴らしてみて】

ハイレゾを聞いてもバッテリーのもちに不満はありません。

なぜおこるのか判明していませんが、音飛びが起こる場合があります。データーベースを更新(電源OFF、もしくはPCとの接続)すると直ったような気がします。

音としては、これだけを聞いていると不満はないものの、

WalkmanやiPod touchにAK10をつなげたものと聞き比べるとクリアさが劣ります。

また、foobar2000と同じくiTunesでリッピングしたものは曲順に並んでくれないようです。(FLACだと問題ないようです)

メカニカルボタンを誤って押しやすいです。(確認していないのですがロックボタンはあると思います?ただ、使い勝手が悪くなるので)

音の好みでいうと

Walkman(NW-F885)=PLENUE D、ちょっと劣ってiPod touchという感じです。

ハイレゾだとPLENUE Dの方が安定していて良いのですが、DSDが聞けないので引き分けということで。

AK10を使うならば、

AK10+iPod touch ちょっと劣ってWalkman(NW-F885)=PLENUE D

ただ、AK10は96MHzまでなのと小さいとはいえ2台持ち歩くことになるので使い勝手はやや劣ります。

(クリアさ、パワフルさ、音の厚み、ボーカルの生々しさで判断しています)

また、PLENUE Dのホワイトノイズは全く気になりません。また、左右で音量がちがうということもありません。

主観的な感想ですが

価格的に32GBであるので30,000円だすとちょっと高いかなという気がします。(フォントの文字化けや曲順がちゃんと並んだら28,000円くらいなら不満はない、今ならば64GBのマイクロSDをあわせて30,000円なら良いのではないでしょうか)

ただ、難点は192MHzまでなので、DSDが聞けない。

デジタル出力ができないのでアンプをつなぐ場合はアナログになる。

最近はやりのバランス出力やノイズキャンセルはない。

重さは100gきっているものWalkman Aシリーズよりは重い、大きい。

円高になると20,000円くらいで落ち着くんだろうなと思っていたりしながら買ってしまった次第です。

ひとこというなら、失敗したという感じは全くしませんが、長くは使わないかなという感じです。

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