- 2015-02-14 (土) 15:44
- music
FURUTECHのステレオミニプラグ(3.5mm)から標準プラグ(6.3mm)に変換するプラグ(F63-S(G))と(F63-S(R))を買いました。
この製品はF63の接続部分の変更がなされた製品です。
私の使っているヘッドホンアンプDr.DAC2TEやNANO-D1は標準プラグによる接続となっています。
このためイヤホンをさすためには変換アダプターが必要となります。
また、私のもっているヘッドホンの半数はミニプラグなのでこの場合も必要となる製品です。
この接続部分は、イヤホンの変更ほどのちがいはないもののわかる程度の変化があります。
いろいろ試した結果、F63が気に入って使っています。ただ、このF63接続部分が外れないようにするためか補強するためか縁があり、フラットになっていません。このため、接続部分の直径が約9mmより大きい場合、さすことができませんでした。
F63-S(G))とF63-S(R)はこの接続部分の縁をなくしフラットにしたものです。
当初は、(G)や(R)といった区別はなかったのですが、気がつくと?(R)がでていた。ということで(R)を購入しました。
(G)と(R)の違いは、まず価格です。(R)の方が800円程度高い(2015年2月時点)です。
(G)は金メッキ、(R)はロジウムメッキです。
[音のイメージの違い]
NANO-D1とWestone3を使って聞き比べてみました。
NANO-D1とWesotne3はあまり相性が良くないのですが、Westone3はF63に接続できるので使ってみました。
イヤホンは耳にさしたままにしてポジションが変わらないように気をつけて、変換アダプターのみをつなぎ直してみました。
SEKAINO OWARIを聞いてみました。
F63とF63-S(G))では音に差は感じられません。
F63-S(G))とF63-S(R)でも音に差は感じられません。
NANO-D1から生じるノイズを拾う量も違いが感じられません。
音量も差がほとんどありません。
うーーーん、微妙。
音源をヘッドホンブック2012年の付録に変更してみました。
F63-S(G))とF63-S(R)で気がついた唯一の違いは、音が小さくなるところでF63-S(G))はノイズが気になったりかすれるが、F63-S(R)ではノイズやかすれが気にならない。(個体差かもしれない)
音源をさらに変更してみました。
難波弘之のハイレゾ176.4KHzのものです。
F63-S(G))とF63-S(R)も音に差は感じられません。
[思うこと]
変換プラグによって音が一番ちがってくる理由は、きちんと刺さっているかということにあると思います。
これは、イヤホンごとに微妙に長さや太さがことなるためで、りうまく刺さるものもあれば、うまくいかないものもあるということです。
F63-S(G))とF63-S(R)のいずれも、音量がとりにくいわけでもなく、ノイズが気になるわけでもなく、音のゆがみが気になるわけでもないので、精度が高く、いずれを選んでも良い製品だと思います。
ただ、価格差を音に求めない方が良いと思います。
一般的に用いられている変換プラグに比べるとこの3つの製品は、音の広がり方や音量、音の厚み(情報量)に違いが結構あります。
いろいろ試してみたいならば、別メーカーのものをいくつか試してみるとおもしろいかもしれません。
個人的にはロジウムメッキにあまり良い印象を持っていなかったのですが、私はF63-S(R)を使いたいと思います。
(消耗品なので、新しい方がいいなぁと…)
ちなみに、F63は接続できるイヤホンやヘッドホンが限られるため、付け替えるとき面倒くさいということで現在はほとんど使っていません。
価格を気にするならば、(G)で良いように思います。
見た目の違いは、接続部分が金色か銀色かの違いです。
あとは、気分です。
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- FURUTECHの3.5から6.3への変換アダプター(F63-S(G),F63-S(R)) from second Hand