Home > music > iriverのアンプ(AK10)

iriverのアンプ(AK10)

  • 2015-05-05 (火) 23:06
  • music

iriver(アイリバー)のポータブルアンプ、AK10を買いました。

中古での購入です。

中古のため、どれくらい鳴らしたのか不明です。

ひとまず、8時間ほど鳴らして、電池のもちをチェックしました。

10時間くらいはもつようです。

【ファーストインプレション】

他のレビューでもいわれていることですが、ボリュームがまわしにくい。

たまにつかっている(未だに)T3に比べると1.5倍ほどの大きさになります。

専用の接続コードは、接続部分を除いて約13cmで、断線の心配はないものの接続がストレートであることもありやや取り回しが悪く、もてあます感じです。

ファームウェアが公開され、VER.1.10となり特定のプレーヤーアプリを使うことでiPhone等からの24bit/96kHz再生に対応しました。

個人的に96kHzでは、さほどかわらない気がしているのでチェックはしていません。(ONKYOのアプリは1,200円となります。)

【音質】

使うイヤホンによっては、直さしと比べてほとんど差を感じない、もしくは直さしで良いのでは?と思います。

音場は狭くもなく、広くもなくほどよい広さです。

解像度は直さしよりもあがります。低音が多少ます気がしますが、低音が他の音域に多少かぶるように感じられ、丸い(やわらかい、あたたかい)音色になります。

 

以下は、iPod touch(第5世代)で、音源はアップルロスレスで比較しています。

DunuのイヤホンDN-1000を使ってみると、音のちがいが感じられます。

個人差はあると思いますが利便性と音質とを天秤にかけた場合、あれば使うが、わざわざもっていくかは気分次第といったところです。

HiFiMANのイヤホンRE-400では、直さしの方が好きです。

次に、私が電車などでよく使うヘッドホンであるAKGのK490NCで比較してみました。

まずK490NCのノイズキャンセルオフの状態で音量は同じくらいになるようにして比較しました。

AK10の方が音に厚み(立体感)がでて良いです。

次にK490NCをノイズキャンセルオンにして音量は同じくらいになるようにして比較しました。

ノイズキャンセルをオンにすると閉塞感がでて多少音場が狭くなります。

直さしに比べてAK10の方が音に厚みがあるのはかわりませんが、高音ののびに違和感があるように感じられます。

ある程度アンプの力がないといい音がしないと思い込んでいるオーディオテクニカのCKR-10で比較してみました。

AK10の方がボーカルの艶がでて、音の解像度があがりますが、ただし電車の中など騒音が多い場所で聞いたら微妙かも…。

AK10を買った本来の目的は、FIDUEのA83に低音を加えたいという理由からだったので最後にA83での比較です。

ボーカルのかすれは消えましたが、音の一体感はもう一息です。

A83は据え置きのヘッドホンアンプで低音がでるものにつなげるとかなり良い音がするのですが、AK10ではある程度不満はなくなったものの良いねといえるところまではいかず、残念…。

【感想】

ポータブル用途として 小さ(重さ)と再生時間については不満はなく、音質も差が感じられる(差が感じられるということは結構すごいことです)ため、価格によってはなるほどといえる出来だと思います。

音質にこだわって重いのが嫌という人は少ないように思うので、アンプを持って歩いてみたいという人向きかなと思います。

室内で据え置きが設置できない状況であれば、場所もとらず良い選択肢だと思います。

PCとのUSB接続では、なかなか良い音がするのでもしかすると、再生アプリを変えたりもう少し工夫すると良い音になる可能性があると思います。

残念な点は、接続コードがAK10専用であることです。

 

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://cielo.cside.com/second/wp-trackback.php?p=238
Listed below are links to weblogs that reference
iriverのアンプ(AK10) from second Hand

Home > music > iriverのアンプ(AK10)

Search
Feeds
Meta

Return to page top