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環境や機材による音の聞こえ方の違い

  • 2013-04-19 (金) 15:52
  • music

この数年間で徐々に環境が変化してきていますが、基本的にこのブログを書くにあたっては当初と同じ環境で行っています。

しかし、Windowsが進化したり、PCを入れ替えたりしていることから全く同じ条件を維持できていません。

サイト一新ということで、これまでに学んだことをまとめてみました。

[注意事項]

人によって聴力や感じ方、耳の大きさ、形がちがうので、同じ環境にしても同じようには聞こえないことが多いです。

とくにニュアンス的なところは、まわりの騒音状況で大幅に違います。

イヤホンの場合、イヤチップ(イヤピース)のサイズ、素材をかえると大幅に音が変わります。

カナル型イヤホンの場合、遮音できているかによって低音の強さ、音場の広さ、解像度、音質の感じ方が大幅に異なるため、フィットした条件での感想だと思ってください。(フィットしない場合はしないと書いています、その場合はたぶんその製品の本来の音と異なる感想となっています)

[環境]

PC—USB—-ONKYO SE-U33GXV(RCA)—-Victor CN-140A—-HeadPhones, earPhones

Walkman(NW-A866)—-HeadPhones, earPhones

iPod touch(4th)—-HeadPhones, earPhones

これらに加えて

iBasso T3 Hj

中村製作所 NIP-01

これまで音源として、PCではWAV音源をXアプリで再生し、Walkmanでは、ATRAC 352kbpsを選択してきました。これに加えて、iPod touchでは、AppleLossless音源を使っています。

最近は、ほとんどPCではAppleLossless音源をfoobar2000 WASAPIできいています。

ポータブルアンプをほとんど使わないので、結局、iBasso T3 Hj以降買っていません。

最近、前のブログでは書いたのですが、面白そうというだけで中村製作所のNIP-01を買ってしまった(高かった)ので、このサイトでたまに使おうと思います。

[音源による聞こえかたの変化]

上記の環境では、音源の差はほとんど感じられません。ちなみに、ある程度のイヤホンを使えば、WalkmanでATRAC 320kbpsと352kbpsでは違いを感じることができますが、WAV音源とATRAC 352kbpsを聞き比べると、私の場合、352kbpsの方が好ましく感じることがあります。

foobar2000 WASAPIにするとXアプリやiTunesよりも明らかに好ましい音になりますが、音源の違い(WAVとAppleLossless)はわかりません。

個人的には、この環境であれば256以上であれば大幅な差は感じられませんが、ヘッドホンアンプの使用や一部の解像度の高いイヤホンを使うとAppleLosslessとかなりの差を感じることがあります。

たとえば、Westone UM3Xを使うと、256kbpsで許容範囲ギリギリな感じです。128kbpsはやめた方が良いと思います。

いいたいことは、音源の圧縮率をあげられない(容量や手間の問題から)のであれば、あまり高価なイヤホンは買わない方が良いです。

WAVとAppleLosslessでは、データ上WAVの方が大きく良いように思いますが、曲名を維持できない(他のマシンにコピーすると消える)など使い勝手が悪いので、AppleLosslessで良いと思います。

流行のFLACでも良いでしょう。AppleLosslessもオープンソース化したので、どちらを使っても良いと思います。

 [機材による音の聞こえ方の違い]

WalkmanとiPod touch、ここでは使いませんがiPod nano同じ音源(WAV)を再生した場合、音が異なって聞こえます。

最大の理由は、音量の違いです。

一般的に、音量を大きく(あげる)と良い音に思えます。(耳には悪いです)

次ぎが、アンプ、そして電源の出力だと思います。

この3つで一番出力が強いと感じるのは、iPod touchです。

音質が良いように思うのは、Walkmanです。これは、Walkmanに積まれているS-Masterというデジタルアンプが優秀だからだと思います。

S-Masterが積まれているWalkmanとそうでないWalkmanでは音が異なります。

が、

騒音の激しい(地下鉄など)では、大幅な違いは感じにくいかもしれません。(静かなところできくと大きく異なります)

[イヤチップの違いによる音の聞こえ方の違い]

イヤホンとの組み合わせによって多様なので、一概にはいいにくいのですが傾向として

1. サイズを大きくすると低音が増す

2. 低音を増すと、ボーカルが聞こえにくくなる

3. 耳の穴とイヤチップにほんのわずかな隙間があるだけで、低音が聞こえなくなる

4. イヤホンのドライバーを鼓膜に近づければ近づけるほど(深くさせばさすほど)、低音が増す。

5. コンプライ(低反発素材)を使うと、低音が増し、高音が弱くなる(刺さりが減る)。

6. イヤチップの穴は大きい方が、音がクリアな感じがするが、それが必ずしも好ましいということではない。

7. イヤチップの皮膜の厚さで、音はかなりちがい、厚い方が安定しているように思う。(一般的に安いものは薄く、高いものは厚いものがついている)

私は、フィット感と低音の量を調整するためにイヤチップを交換しています。

第一は、フィット感です。ハウジングが安定することが第一ということです。

外で使う場合は、安全性を考えた上で遮音性を弱めるのか、高めるのか判断した方が良いです。

Shureをコンプライなどで完全にフィットさせると、雑踏では周りの音はほとんど聞こえません。目だけで状況を判断することになります。

(Shureの場合、シリコンでも同じような感じですが…)

音質を考える場合、外では低音が抜けやすいので、多少多めに設定した方がバランスが良いかもしれませんが、このあたりは好みなのでなんともいえません。

私の場合、もともと低音多めのイヤホンが多いので、とくに低音を増す設定にはしていません。

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