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Ar:tioのイヤホン(CU1)

  • 2018-05-31 (木) 22:40
  • music

Ar:tio(アルティオ)のイヤホンCU1を買いました。

透明のハウジングが魅力的です。

【ファースト・インプレッション】

購入する前から形状をみてわかっていたことですが、遮音性は期待できません。

刺さりませんというギミックに惹かれてつい買ってしまった感じなので、常用するというよりコレクションです。

また、ハウジングが半分が樹脂(透明)、半分が金属でできているためある程度重さがあり、形状の問題から耳掛方式で装着できないため重力や振動の影響でずれます。このため、コンプライ(TX200が使えます)でフィットさせても長時間安定させるのは難しく、たまに装着しなおしたくなります。

ただ、ほぼオープン、セミオープン?といった感じなので遮音性が気になってというよりは、感触の問題です。

低音は膨らまないため、ボーカルがすっきりと聞こえかなり良いバランスで快適に聞くことができます。

コンプライだとボーカルが多少曇るため、フィット感との妥協でソニーのトリプルコンフォートイヤーピースのLにしています。

このイヤホン面白いことに、2.5mm4極バランスが直づけされており、3.5mmの変換ケーブルで延長されています。

2.5mmが短いので、常用は難しいですがAKやONKYOなど2.5mmバランスをもったDAPであれば、バランスとアンバランスの両方が楽しめます。

ソニーの4.4mmバランスケーブルと2.5mmバランスケーブルは別売で販売されています。(5,400円です)

 

色々我慢して、最後に問題になるのは、ケーブルが分岐部分で延長するための接続部が重いということです。

タッチノイズもある程度あるので、外出時に使用する場合は、クリップが必要かなと思います。

 

【音質】

フィットの状況が一定しない、人によっては大きく異なる、コンプライを使っても完全にフィットしている感じが得られないので、

雑ぱくな感想で、価格なりの音がでている。

ヘッドホンのような音場感という感想も見受けますが、私の感想では、耳当て型のヘッドホン40mmの音場を一回り小さくした感じです。

 

【リケーブル】

Bispaの和(Nagomi)BSP-CU1-TSCBMが発売されたの買いました。2.5mmと3.5mmの変換ケーブルの良いのが欲しかったので…。

いつも音質というより見た目でリケーブルしているのですが、今回は、TT導体の音がどんな感じかなというのがポイントです。

2.5mmバランスを延長するものと3.5mmアンバランスに変換するものが販売されています。(2018年5月末日時点)

Ar:tioの出しているリケーブルとの違いは、接続部分がフラットであること(他社の2.5mmの変換ケーブルとして利用できます)

また、コネクターがストレートであることです。

接続部分は高級感があるのですが、フラットであるためオリジナルより一体感がなくなります。

ケーブルの太さも3倍程度太くなるため、オリジナルより重さが増し、多少かさばります。

ただ、オリジナルで気になったタッチノイズはかなり軽減されます。

音質は、多少変わりますがオリジナルとどちらが良いかは、曲により、また好みよりという程度なので感動できる差はありません。

(もう少し鳴らすと変わるかもしれない…ちなみ、3時間鳴らした感想です。CU1は、80時間くらい鳴らしています)

曲によって印象がだいぶ違っているので一概にいうのが難しいのですが、オリジナルよりちょっと押し出しが強くなる、ボーカルの厚みがまししっかりする気がします。驚くほどの差が生じないので、音質の大幅な変化や改善を期待して買わない方が良いです。ハウジングから分岐部はもともとのケーブルなので…。

金銭的にではなく、Bispaにして劣化したという気は全くしないのでどちらでも良いのですが、

取り回しなどのバランスを考えるとオリジナルで良いかなというのが私の感想です。

個人的にとても気になったのは、まずほとんどの人が気づくことはないと思いますが、CU1はグレーのケーブルなのです。

Bispaにすると途中から黒になるのが…

 

当初の目的のTT導体ですが、とくにこれといった癖がなく、リケーブルで音が変わるということを楽しむ人向きではないかなといった感じでした。

【追記】

Bispaのケーブルですが、3日くらい鳴らした結果

オリジナルと違いがわかるようになりました。

まず、音量がとりやすくなります。

ボーカルの輪郭が多少クリアになる気がします。(ボーカルの帯域の音量が多少大きくなる?)

傾向はあまり変わる気がしませんが、多少空間表現が変わるような気がしないでもないのでほんの少しボーカルの曇りが晴れたらと思う方には良いかもしれません。

ただ、外で使う場合は、まずこの差は影響しないと思います。

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